# 1 + 1の計算結果をオブジェクトxに代入(保存)
x <- 1 + 1付録 C. Rのイロハ
オブジェクト、クラス
C.1 R、RStudioのインストール
C.2 電卓として使ってみよう
値をオブジェクトに保存することを代入と言います。 代入は <- を使って実行します。 代入した値はオブジェクトを呼び出すこと(参照と言います)によって取り出せます。 また、オブジェクトのコピーや上書きといった処理も可能です。
# オブジェクトの呼び出し(参照)
x[1] 2
# オブジェクトのコピー
y <- x
y[1] 2
# オブジェクトの上書き
x <- 9 * 9x[1] 81
y[1] 2
C.2.1 値を比較する
C.2.2 関数
関数には
引数を指定できるものがあります。
引数名 = 値 の関係で記述します。複数の引数を利用する場合、カンマ , を使って引数を区切ります。
# 平方根
sqrt(4)[1] 2
class(sqrt)[1] "function"
x <- c(1, 3, NA, 5)
mean(x)[1] NA
# na.rm引数にTRUEを指定し、欠損を無視した状態で平均を求めます
mean(x, na.rm = TRUE)[1] 3
C.3 データフレーム
data.frame(
`名前` = c("サトウさん", "ウチダさん", "エンドウさん", "ミシマさん"),
`身長` = c(153.3, 162.8, 145.1, 121.7),
`体重` = c(48.4, 59.0, 47.2, 39.1))| 名前 | 身長 | 体重 |
|---|---|---|
| サトウさん | 153.3 | 48.4 |
| ウチダさん | 162.8 | 59.0 |
| エンドウさん | 145.1 | 47.2 |
| ミシマさん | 121.7 | 39.1 |
C.3.1 データの読み込み
csv
C.3.2 データのコピー
表計算ソフトウェアに格納されているデータをRに読み込ませる方法を紹介します。
C.4 パッケージの利用
Rには標準的に十分な機能が用意されていますが、パッケージと呼ばれる機能拡張を導入することで何倍も便利で使いやすいものになる可能性を秘めています。
パッケージには関数やデータセットが含まれます。 本書でも利用したデータセットの一つであるペンギンデータもpalmerpenguinsパッケージが提供するデータです。 このほか、本書のRプログラムによる作図はggplot2パッケージとその拡張パッケージを利用して作成されています。
パッケージを利用するには、まず利用するRの環境にインストールを行う必要があります。 Rパッケージのインストールは次のようにinstall.packages()関数を用いて実行します。
# ggplot2パッケージをインストール。
# ggplot2の部分を任意のパッケージ名に書き換えて好みのパッケージをインストールできます
install.packages("ggplot2")インストールされたパッケージはlibrary()関数で利用可能な状態にします。 この関数の実行により、パッケージが提供する関数やデータが使用できるようになります。
library(ggplot2)